ゆにわ塾のYoutubeチャンネルをときどき見ています。
「日本をかっこよく!」というキャッチフレーズで小名木先生がよく登場されるのですが、日本のことを分かりやすく伝えて下さる。
以下少し先生の言葉をそのまま文字おこし‥‥
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俺だけ儲かればそれでいいという考えではなくて、とにかく自社の製品によってより多くのお客様に喜んでいただこう、満足していただこう。
お客さまの満足が大きければ大きいほど、その代償として自分たちの会社も繁栄するというふうに考える。これが日本流の考え方。世界は必ずしもそうでないということを、このマイセンのスープ皿を使って学んでいただきたいと思う。
(略)
日本人はあらゆる技術というものを生き残らせながら、それをより良いものに進化させてきた。
Youtube動画はこちらへ
この動画のサムネイルを見たときに、あるシーンが蘇りました。
イギリスのバーミンガムにある博物館に入った時、ヨーロッパの陶磁器の中に日本の陶磁器も飾られていたのですが、私の胸に刺さってきたのは日本の陶磁器。繊細さが飛びぬけていると感じたのを今でも覚えています。ヨーロッパのものはどれも同じに見える。でも日本のモノはこれが日本って判別できる。個性のかたまりだと思いました。海外に憧れて滞在することになったのに、逆に海外で日本の良さがわかってきたというのが今から思えば一番の収穫だったかも。その時からすでに何年も経っていますが、まだまだ日本は深くて、私の知識も追いついていません。生け花を通して日本をもっと知りたいと思っています。